更年期の女性必見!大豆イソフラボンの効果効能まとめ

2000年代の初め頃から更年期障害や美容をサポートする女性の味方として人気を集めるようになった大豆イソフラボン。雑誌やテレビの健康特集でその名前や効果を見たり聞いたりする機会も多いと思います。しかし、何故大豆イソフラボンが女性の健康によいのか、その仕組みをきちんと理解している人は意外に少ないのではないでしょうか。大豆イソフラボンのことをもっとよく知れば、より効果的に摂取出来ますよ。

なぜ大豆イソフラボンが更年期障害に効くのか

大豆イソフラボンの更年期障害対策効果について詳しく解説します。大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た構造と働きを持っています。閉経前後の更年期になると、卵巣の働きが低下してエストロゲンの分泌が低下します。すると脳はエストロゲン分泌の命令を出しますが、いくら命令しても分泌が行われないので、混乱をきたしてしまいます。

するとこの混乱が自律神経にも影響を与え、それによって心身を正常にコントロール出来なくなり、様々な不調が起こります。この不調がいわゆる更年期障害と呼ばれるものです。大豆イソフラボンを摂取すると、大豆イソフラボンが減少したエストロゲンの穴埋めをしてくれるので、更年期障害の症状が和らぐ可能性があります。

大豆イソフラボンの幅広い効果・効能

大豆イソフラボンには、更年期障害の症状緩和以外にも嬉しい効果がたくさんあります。

抗酸化作用

老化の原因となる体の酸化を防ぐ抗酸化作用。抗酸化作用とは、体内に発生する活性酸素という物質を抑える働きのことです。活性酸素は人間の吸った酸素から出来る化合物で、本来はウィルスなどの外敵から体を守るためのものですが、増えすぎると自分の体の細胞まで酸化させていわば体をサビた状態にしてしまい、老化の原因となります。

大豆イソフラボンに含まれるゲニステインという成分は活性酸素を抑制して体の酸化を食い止めてくれます。また、抗酸化作用は老化だけでなく動脈硬化の予防にも役立ちます。血液中のコレステロールや中性脂肪が酸化すると過酸化脂質というものに変化していわゆるドロドロ血になり、動脈硬化の原因になります。しかし、大豆イソフラボンの抗酸化作用があれば血液をサラサラの健康な状態に保てるというわけです。

骨粗しょう症

骨粗しょう症の予防効果。高齢女性がかかりやすい代表的な病気の一つとしてよく聞かれる骨粗しょう症。閉経後の女性は、骨密度が低下して骨粗しょう症リスクが急激に高まります。これも更年期障害と同じくエストロゲンの減少と密接な関係があります。

人間には古い骨を壊す細胞と新しい骨を作りだす細胞がありますが、エストロゲンが減少するとこの二つのバランスが崩れ、骨が作られるスピードを骨が壊れるスピードが上回り、そのせいで骨密度が低下しスカスカの骨になってしまうのです。大豆イソフラボンを摂取すると、エストロゲンの代わりに働いて骨密度の低下を防いでくれます。

美肌効果

エストロゲンには肌の弾力をキープするコラーゲンや水分を保持するヒアルロン酸を生成し、美しい肌を保つ働きもあります。逆に言うと、エストロゲンが不足すると肌の老化が進んで乾燥したりシワ、たるみが目立つようになってしまいます。加齢によるの衰えが気になったら、大豆イソフラボンでエストロゲンの働きを補いましょう。また、前述した抗酸化作用も、ストレスや紫外線のダメージによってコラーゲンが酸化して壊れるのを防ぎ、美肌を守る手助けをしてくれます。

大豆イソフラボンの効果のカギを握る腸内細菌

中にはいくら大豆イソフラボンを摂っても更年期障害がまったく軽減しないとか、健康効果を感じない人もいます。これは、その人の腸内環境と深い関係があります。大豆イソフラボンが十分な効果を発揮するには、大豆イソフラボンを構成する成分の一つであるダイゼインがエクオール産生菌という腸内細菌によってエクオールという物質に変換される必要があります。

しかし、エクオール産生菌は日本人の2人に1人しか持っていないと言われています。大豆イソフラボンの効果を感じられないのは、エクオール産生菌を持っていないせいかもしれません。自分がエクオール産生菌を持っているかどうかは、エクオール検査(ソイチェック)という方法で調べることが出来ます。エクオール検査は病院でも受けられますし、検査キットを自分で購入して行うことも可能です。

大豆イソフラボンが効いていない気がした時、大豆イソフラボンを摂る前に効くかどうか確かめたい時などは、一度調べてみてはいかがでしょうか。エクオール産生菌を持っていなかった場合でも、サプリメントを利用すれば体内に直接エクオールを取り入れられますよ。

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